![](https://i0.wp.com/jun1dagat.com/wpblog/wp-content/uploads/2019/05/DSC_2327_R.jpg?fit=920%2C690)
ビロードカワウソ Lutrogale perspicillata / Smooth-coated Otter
ビロードカワウソは村の周辺に生息する3種(他コツメカワウソ、スマトラカワウソ)のうちの1種です。
カワウソはマレー語ではMemerang、ティドン語ではティルンと呼びます。
比較的見る頻度は多く、またコツメカワウソよりも大きいだけあって、人を見てもすぐに逃げることはありません。コツメカワウソはいつも群れでいるのに対し、ビロードカワウソは通常1~2匹で行動していることが多いです。村に入ってくることもあり、時折仲間を呼びながら移動していきます。
主に魚を食べているようですが、時折掘り起こされ、食べられた貝を見かけます。
エンジン音を聞くとすぐ逃げてしまうコツメカワウソと違い、村の周辺では上流からマングローブまで、色んな所で遭遇する可能性のあるカワウソです。
コツメカワウソのように顔が整い過ぎていなく、目がぎょろっとしていてどこか愛嬌があります。
![](https://i0.wp.com/jun1dagat.com/wpblog/wp-content/uploads/2019/05/DSC_2315_R.jpg?fit=920%2C690)
生息地によっては漁具を荒らしたりする為捕獲されたり、密猟の対象になったりしているようですが、ダガット村の周辺ではそういった問題も起きず、人間との関係も良好です。
どこかの国では最近はコツメカワウソがペット用として密猟されているようですね。カワウソの仲間は確かに見た目はかわいらしいですが、行動を見ているとどれも結構癖があるので、やはりペットには向かないのではないかと思います。
![](https://i2.wp.com/jun1dagat.com/wpblog/wp-content/uploads/2019/05/DSC_2294_R.jpg?fit=920%2C690)
本当はもっと綺麗な画像があるのですが、ファイルを整理するのが苦手なので埋もれてしまいました。またいつか見つけたらアップロードしますね。