今回も僕が初滞在した時の写真から
これが僕が初滞在した時のホームステイです。家主は村長の息子で、今は僕の義理の従兄。
川から20mくらいの場所にあります。

柱や階段はテツボク、壁も木から自分達で成型した板。触り心地がいいです。
カキリマ(玄関テラス)からは川が見えて、涼みながらテングザルや様々な鳥が見える家でした。
居間はこんな感じ!

ベニヤ板がパーティションになってるだけの部屋が4つあります。屋根はトタンですが隙間が空いてるので風通しはいいです。
上に張ってある布はトタンの熱避け兼ヤモリの糞避け。無いとすぐ糞だらけになるので結構重要です。
一応発電機を動かせば電気はつくのですが、テレビや扇風機などの電化製品は壊れててただの飾りでした。

奥に見えるのはどの家庭にもある足漕ぎミシン機。カラカラカタカタ縫うのです。とても耳に残ってる音。
オラン・カンポンはよく、手前のイスやカキリマや床に座ったりして、とても甘いお茶や蜜のように甘くて薄いネスカフェを飲みながらおしゃべりしたり、ギターを弾いたり、ただ座ってたりします。
そういう時間ってとても尊いものなんだなぁと思うようになりました。時間の概念に縛られなければ無駄な時間などないのでしょう。効率や意義に切り捨てられている時間こそ、人間が人間らしく生きる為には大切な時間なのかもしれないとも思います。
次回は台所!